太陽光パネルをはじめとした太陽光発電システムは、設置したら終わりではありません。設置後も発電効果を最大限に発揮してもらうためには、当然ながらメンテナンスも必要です。
とはいえ、「どうやってメンテナンスをするんだろう?」「業者に頼まないとだめなの?」と、メンテナンスのやり方やかかるコストが気になる方は多いのではないでしょうか?
本記事では太陽光発電システムのメンテナンス方法について詳しく見ていきます。
太陽光発電システムでメンテナンスが必要な理由
太陽光発電システムは、システムの効率性や安全性、寿命を維持・向上させるため、次のような理由からメンテナンスを定期的に行う必要があります。
システム安全性の確保のため
太陽光パネルも設置から時間が経てば、雨水や湿気による腐食や配線の劣化、接続不良、部品の故障などが生じやすくなります。その結果、火災や感電などのリスクを高めます。数々のリスクを取り除くため、定期的なメン手ナンスを行って諸問題を早期に発見し、安全性を確保しなければなりません。
コスト効率の向上を目指すため
定期的な清掃やメンテナンスを行うことにより、システムの効率を維持することができます。その結果、長期的な発電量を最大化し投資回収を早めることが期待できます。また、故障の予防検知をおこなうことで、大きな故障や高額な修理費用を避けられます。
具体的な太陽光発電システムメンテナンス費用はいくらぐらい?
太陽光発電システムのメンテナンス費用ですが、自身でメンテナンスを行ことができれば当然コストを抑えることは可能です。しかし専門的な知識が必要なメンテナンスが必要な場合には、業者への依頼が必須です。そのメンテナンスで修理箇所が見つかった、部品を調達しなければならなくなったといったケースでは、規模によって数十万の費用がかかることもあります。
いずれにせよ、太陽光発電システムを設置したらそれで終わりではなく、必ずメンテナンスもセットとなる点は導入時に頭に入れておきましょう。
太陽光発電システムのメンテナンス方法
できるだけコストをかけないで太陽光発電システムを運用するには、自分でメンテナンスできる部分は自分で行うことです。次のような部分は自分でメンテナンスが可能な部分でもあるので、やれることは自身でやってみるのもありです。
パネルの清掃
傾斜した屋根に太陽光パネルを設置したご家庭の場合、そう簡単に清掃するとはいきません。ただし、太陽光パネルは基本的に雨で汚れが流されるような設計が施されています。それでも「1年に1回は清掃したい」「発電量が顕著に下がった」という場合は専門業者に相談・依頼するのが一番です。
パワーコンディショナーの点検・周囲の清掃
太陽光発電におけるパワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電された直流電力(DC)を、家庭や事業所、電力網で使用される交流電力(AC)に変換するための装置です。
パワーコンディショナーはインバーター機能に加え、電力品質の改善、安全機能、システム制御などの包括的な機能を持ちます。
パワーコンディショナーは精密機器ですので、当然専門業者でないと点検・修理は行えませんが、表示パネルでエラー表示や異常がないか確認したり、異常な動作音や過度な発熱がないかの確認は自分でも行えます。また、インバーターやパワーコンディショナー周辺の通気性を確保し、ほこりや障害物を除去するような清掃作業は専門業者に頼まずできる部分ですので、なんとなくでも日々点検するように心掛けましょう。
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