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太陽光パネル設置基準について

戸建て住宅にお住いで太陽光発電を検討している方にとって、非常に気になるポイントは「うちに太陽光パネルは設置できるのか?」という点ではないでしょうか。ここ数年で爆上がりしている電気料金を補填すべく、太陽光発電の設置を考える家庭も多いと思いますが、いざ導入しようと思ったところ「うちの屋根には設置ができないと言われた」といったことも。狭い日本の住宅事情では、太陽光発電が難しいところもあるようです。

本記事では太陽光パネルの設置基準について詳しく見ていきます。

太陽光パネル設置に適した屋根の条件


太陽光パネルを設置しやすい屋根にはいくつかの条件があります。もちろん、条件をすべて満たさなくても太陽光パネルを設置すること自体は可能ですが、その分発電効率が悪くなるため、期待される発電量を確保できない可能性が高くなります。

屋根の向き
当然ながら北半球に位置する日本では、南向きが最も理想的な環境です。南向きの屋根であれば日照時間が最も長く発電効率が高いため、南向きの屋根のある家であれば太陽光発電導入効果は高いです。なお、東西向きの屋根も設置自体は可能ですが、発電効率はやや低下します。

一方で、北向きの屋根は日照量が少なく発電効率が非常に低下しますので、あまりおすすめできません。

日照時間
自宅の屋根部分の日照時間は、太陽光発電において非常に重要な要素のひとつ。影が太陽光パネルにかかると発電量が大きく低下しますので、周囲に高い建物や木がないことは条件として大事になってきます。

今は高い建物がなくても近い将来高層マンションが建つ可能性があるかどうか、設置前に調べておくと安心です。

屋根の強度・広さ
太陽光パネルは相応の重量があるため、屋根の強度が十分でなければ設置できません。ここ最近で立てたられた住宅であれば比較的安心ですが、古い住宅の場合には補強工事が必要となる場合もあります。

また太陽光パネルの設置にはパネル枚数に応じた十分なスペースも必要となります。屋根が広ければ広いほどより多くのパネルを設置でき発電量を増やすことができますが、当然コストも比例してアップしてしまう点については事前に考えておく必要があります。

近隣住民とのトラブルに注意
太陽光発電においては、一部で光や音の問題が取りざたされています。設置後に周辺環境や住民に影響を及ぼすことがあるため、トラブル回避のためには事前の対策が必要です。

光のトラブル
通常、太陽光パネルには光を吸収するためのコーティングが施されているものの、角度によっては近隣住宅へ光が反射してしまうことがあり、このことで近隣トラブルが発生することもあります。


音のトラブル
太陽光発電システム自体は発電時に音を出すことはありませんが、周辺機器や設備が音を発し、問題を引き起こすことがあります。たとえば、パワーコンディショナー(PCS)は太陽光パネルで生成された直流電力を交流電力に変換する装置ですが、これが作動する際に低周波音や機械音が発生することがあります。また太陽光パネルの設置工事の際にも一時的ではありますが、工事音が発生します。

太陽光発電設備を設置する前には、近隣住民に一言伝えておくとトラブルになりにくくなります。設置を検討している場合、専門業者と一緒に現地調査やシミュレーションしておくことが非常に重要です。

太陽光パネルに関することならコクホーシステムへご相談ください

太陽光パネルを設置したいと考えているものの、「うちには太陽光パネルは設置できるのだろうか?」よくわからないという人もいることでしょう。

そんな時は、コクホーシステムが皆様のお宅にお伺いして詳しく説明いたしますので、ぜひ一言お声がけください。

コクホーシステムは太陽光発電事業に取り組んでいる会社です。弊社の環境事業部は、脱炭素社会の実現を目指し、再生可能エネルギーの普及を推進しています。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国に向けて湘南・藤沢を拠点としながら太陽光発電システムおよび蓄電池やV2H等の販売、設計、施工、管理を行っています。

太陽光パネルに関してのご相談は、コクホーシステムの環境事業部(0466-30-2688)までお気軽にお電話ください。